ピアスをつけたい! ファーストピアス

金属アレルギーが起きにくいファーストピアスとは?

更新日:

金属アレルギーは誰もがなってしまう可能性を秘めています。

そして一度発症してしまうと、残念ですが一生アレルギーと付き合って生きていくしかありません。
特にピアスは金属が直接皮膚組織に接触するので、ピアス穴が定着するまでつける「ファーストピアス※」の扱いはとても重要になってきます。

これを怠ったばかりに金属アレルギー体質になってしまう確率がぐんと上がります。

そうならないためにもこれからピアスを開けようと思っているあなたは、この記事を読んで金属アレルギーを未然に防ぐ知識を身につけておきましょう。

※ファーストピアスとは、
ホール(ピアス穴)を安定させるために数ヶ月間つけたままにしておくピアスの事です。

 

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なぜ、金属アレルギーは起こるのか?

金属アレルギーと言っても、直接金属がアレルギー反応を起こしているわけではありません。

身につけた金属が汗によって少しずつ溶け出していき、この溶け出した金属がイオン化して体内に吸収されていきます。

このイオン化した金属が体内のタンパク質と結合して「アレルゲン」という物質に変質します。

体内ではその変質したアレルゲンを異物=外敵であるとみなし、それに対抗しようと「抗体」が作られます。

そして、この抗体がアレルゲンを発見したとき、体を守ろうと過剰に反応するのです。

この抗体の反応が金属アレルギーです。

かゆみや炎症として体に現れたりしたら、それは抗体が反応している状態なのです。

この抗体を作りやすい体質の方が、すぐにアレルギー反応が出てしまう方です。

すぐには反応が出なかった方でも、付け続けることによりアレルゲンに対抗する抗体が少しずつ作られ、許容範囲を超えてしまったとき、金属アレルギーを発症する身体となってしまうのです。

そして一度発症してしまうと、金属アレルギー体質の体は治すことが出来ません。

花粉症の原理と一緒なんですね。

特に汗をかきやすい夏場のピアッシングは、金属が溶けやすい時期です。

開けたばかりで皮膚が出来上がっていない、いわば皮膚組織が剥きだしの生身の穴ですので、金属イオンが吸収されやすくアレルギーになる確率もグンと上がります。
極力避けたほうが良いでしょう。

それでは金属アレルギーにならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

体に合っていない金属を知ること

人によってアレルギーを引き起こす金属はそれぞれ違いますが、反応しやすいもの、反応しにくいものはある程度分かっています。

その金属を知ることでトラブルを未然に防ぐことはできます。

下記は金属によるアレルギー反応の見解です。

絶対につけてはいけない金属

  • コバルト
  • ニッケル
  • スズ
  • クロム

避けたほうが良い金属

  • パラジウム
  • アルミニウム
  • 亜鉛

アレルギー反応が起こりづらい金属

  • プラチナ
  • チタン

ファーストピアスに適したピアス素材を探す

アレルギーになりやすい金属が分かったと思いますが、これでは不十分な知識なのです。

なぜなら、アクセサリーの素材はほとんどのものが
金属と金属が混ぜ合わさった合金で作られているからなのです。

例えば、金属アレルギーになりにくいと言われている18金。
 
あれは、金に銀と銅を混ぜた合金なんだよ。
 
金や銀はアレルギーが起こりづらい金属なんだけど、そこに割合としては少ないけど、銅が含まれているんだよね。
 
その銅に反応を持っていれば、いくらなりにくいと言われている素材だとしても付けてはいけない素材になっちゃうんだ。

 
このように、そのピアスがどの金属と金属で出来ているか調べ、一つでもあなたの体に合わない金属が入っているようなら避けるべきです。

皮膚にかゆみや赤みなどの異常が現れたら、合金に含まれているいずれかの金属が反応していることになります。

まずは、あなたが付けたいピアスがどんな素材で出来ているのかを知っておくことです。

知っておくことで、未然に金属アレルギーを防ぐことができます。

こちらが一般的に販売されているピアスの素材一覧ですのでどんな合金が入っているか確認してみてください。

プラチナ1000 プラチナ純度100%
プラチナ900 プラチナ90%にパラジウム10%を混ぜた合金
プラチナ自体はアレルギーが起こりにくいのですが、反応が出やすい金属である「パラジウム」が含まれています。
18金 金75%に銀12.5%と銅12.5%を混ぜた合金
金や銀自体はアレルギーが起こりにくいのですが、反応が出やすい金属である「銅」が含まれています。
18金ホワイトゴールド 金75%にパラジウム25%を混ぜた合金
金自体はアレルギーが起こりにくいのですが、反応が出やすい金属である「パラジウム」が含まれています。
 
さらに、一般に売られている白く輝くシルバー色のものは、実は表面にロジウムメッキとニッケルのメッキが施されています。
 
表層のロジウムメッキが剥がれ、中層のニッケルメッキが現れた時に、汗に溶け出し反応を引き起こしてしまいます。
 
よくホワイトゴールドのアクセサリーを長年使用していると、一部が薄黄色になってしまうことがありますが、あれはコーティングが剥がれて見えてきたホワイトゴールド本来の色なのです。
シルバー925 銀92.5%に銅7.5%を混ぜた合金
銀自体はアレルギーが起こりにくいのですが、反応が出やすい金属である「銅」が含まれています。
チタン合金 チタンにアルミニウムやニッケルを混ぜた合金
 
チタンだからと言っても安心してはいけません。
チタン以外にアルミニウムやニッケルなどが含まれているため、こちらに反応して金属アレルギーを起こす場合があります。
 
大元である金属自体は金属アレルギーが出にくい素材でも、合金として含まれる金属に反応してしまうかも知れません。
ロジウムメッキ ロジウムは、金属アレルギー反応を起こしにくい金属としてアクセサリーの表面のコーティング加工としてよく使われていますが、
この下地には、輝きを増すためにニッケルメッキが施されているものがあります。
 
ロジウムメッキで反応が出てしまう原因は大抵、磨耗してロジウムが剥がれ、その下地のニッケルによって反応を起こしてしまっているのです。
 
ニッケルフリーのロジウムメッキかどうか確認する必要があります。
18金メッキ(K18GP) 18金同様、金自体はアレルギーが起こりにくいのですが、反応が出やすい金属である「銅」が含まれています。
 
こちらも下地にはほとんどの場合、輝きを増すためにニッケルメッキが施されています。
チタンメッキ チタンメッキが剥がれた際、現れる金属がアレルギー反応を起こしやすいものが使われている場合は注意が必要です。
 
メッキ品は、使用していくうちに磨耗して剥がれていきますので、その下地に使われている金属が何でできているかを確認しておく必要があります。
医療用サージカルステンレス 鉄+ニッケル+クロムの合金ですが、金属イオンが体内に溶け出す事がほとんどありません。
 
医療用メス・ハサミに使われているとおり、金属アレルギーが起こりづらい素材です。
純チタン チタンは人体に最も優しい金属と言われているとおり、インプラントやペースメーカーの医療器具の素材として体内に埋め込めるほどです。
 
純度99.485%と最も純度が高く、アレルギーの原因となる金属イオンが汗で溶けだす心配が少ないため、最もアレルギーになりにくい素材です。

注意!

  • 純チタン製ピアスは加工のしやすさの理由から純度100%ではありませんので、稀ではありますがその他に含まれる合金が反応することは考えられます。
  • ピアスによってはピアスポスト(ピアスの棒部分)のみがチタンのものがあり注意が必要です。
    ポストがチタンだからといってデザイン自体やキャッチの素材がアレルギー反応を起こしてしまう素材では意味がありません。

金属以外のアレルギーが出ない素材とは?番外編

樹脂ピアスやアクリル製ピアスなど透明ピアスと呼ばれるものは、金属ではないので皮膚自体に触れてもアレルギー反応は起こりません。

が、素材自体が柔らかいためキズがつきやすく、そこに汚れが溜まり雑菌が繁殖しやすく衛生的な面であまりおすすめできません。

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まとめ

まずは、あなたの体が一体どの金属に拒否反応を起こすのか調べることが大切です。

「ちょっと痒いけど時間が経てば治まるかな」

なんて安易な考えで放置していたばかりに金属アレルギーが発症して、お洒落と苦痛で葛藤するような生活はしたくないですよね。

そのためにも、あなたの皮膚が拒否反応を起こすような金属のピアスは控えましょう。

できれば、皮膚科などで金属アレルギーのパッチテストや血液検査を受けて、あなたのアレルギー金属を知るのが確実な手段です。

ファーストピアスが安定するまでの期間として使用する金属は、

一般的に販売されているピアスの素材の中では純チタンが一番アレルギーが出にくい金属となります。

デザイン、ポスト、キャッチ部分すべてが純チタン製のピアスを使用するか、またはキャッチはシリコンでも良いと思います。

そしてホールを清潔に保ちつつ、完成するまでは外さないようにしましょう。

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ファーストピアスの期間は個人差はありますが確実性を考慮して、3ヶ月はつけっぱなしでいて欲しいです。

こちらの記事を参考にしてもらい、ここは焦らずじっくりとホールの傷を治すことに専念してください。

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すべての方がこの方法でアレルギーにならないかというとそれは保証できません。
金属アレルギーの根本的な原因は、現代の医学でもまだ見つかっていないのですから。

 

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