地金をヤスる感覚

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糸鋸で地金を切った後、必ずおこなうのが

” ヤスる・削る ”

という研磨の作業である。

(以降、ヤスる・削るは、ヤスるに言葉を統一して話していきます。)

 

使う彫金工具は、

鉄ヤスリ、リューターに差し込んで使う研磨用の先端工具、紙ヤスリかな。

この道具を使い分けて理想の形まで削って整えていく。

 

しかし、このヤスるという作業が

以外と苦戦している方が多かったので、

今回はこのヤスる感覚や技術的な視点からお話できたらと思います。

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うまくヤスれない理由とは

 

ヤスる作業がうまくできない方に、その理由を尋ねてみると、

「どこを削れば整ってくるのかが判らない。」
「やっているつもりなのだがそうならない。」

という答えがもっとも多かった。

 

どこを削れば整ってくるのかが判らないって方は、

完成未来予想図、

その部分の最終的なデザインというものが

しっかりと想像・把握できていないのだ。

 

その研磨箇所を部分でしか捉えていないのでしょう。

 

完成した全体像を想像した上で、

じゃあ今ヤスらなければいけないところはどこなのか

全体のデザインのバランスを考えて、

ここはこの位ヤスるべきかななど、

全体を考えた上で、

バランスが崩れている原因箇所を見つけ出して

ヤスっていくことが大切です。

 

さて、ヤスる箇所が判りました。

 

でも、ヤスってみたけどそうならない!?

ちゃんと、ヤスっているはずなのに・・・

 

こんなことが起こってきます。

あなたが頭で考えている、指令を送っていることと、

体が反応する、動いていることに、若干のズレが生じているのです。

 

誰もが起こることなので心配はいりません。

が、

この感覚のズレを毎回、修正していく必要があります。

削りたいところまでにこの修正ができていることが重要となっていきます。

 

例えば、

地金の板を真っ直ぐ切ろうとしたけれど、

ちょっと、右斜めに切れてしまったとしましょう。

これを鉄ヤスリで直角真っ直ぐになるようにヤスっていきます。

/|

これが修正です。

しかし、直角真っ直ぐに鉄ヤスリを当てたつもりでしたが、

逆に左斜めに削れてしまいました。

これが感覚のズレですね。

また、修正します。

あれ、今度は丸くなってきちゃった。

なんてことが起きるわけです。

 

この修正を繰り返して整えていくわけなのですが、

この感覚のズレの修正を最小限に抑え、

整えるべきデザインのアウトライン上までに修正し終わらなければいけません。

 

修正ができずにこれを越えてしまうと、

デザインが崩れてきてしまうというわけなのです。

 

プロになると、

その修正がピタリとデザインのアウトラインまでに整えられるのです。

 

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