キミとの出会いがハードワックスの仕上げを変えてくれた。

ハードワックスはロウソクによく似た性質があり、
爪で削り取れるぐらいの柔らかさなんです。
だから、キズが付かないようデザインの仕上げには十分に気をつけなければいけない。

 

仕上げには耐水ペーパーがよく使われているが、
デザインの凹凸に合わせて当てるのは意外と難しく、磨き残しや傷をつけ過ぎることがある。
誤まって力を入れ過ぎると、ワックス自体を割ってしまうなんて最悪な事態にも。

 

そこで今回は、
どんな形状でもフィットする万能性があるハードワックスの仕上げに使える研磨用アイテムを紹介します。

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キミとの出会い

ねえ、キミは覚えてる?

僕たちが出遭ったあの場所。

 

年の瀬だったかな。

仕事も一段落した僕は、大掃除をしていたんだったよね。

 

確か君は台所にいたんだっけ?

 

キッチリと整った四角い純白のキミが、

キッチンの窓から差し込む太陽の光に照らされて、

キラキラと輝き、そこにたたずんでいたよね。

 

キミと出遭ったにもかかわらず、僕はただひたすらに水栓周りの汚れに立ち向かい、

そちらばかりに気を取られていたんだったね。

 

真っ白だったキミが、次第に黒ずみ、ボロボロになっていく様を見たとき、

 

彫金の神様がささやいたんだ。

「あの子にふさわしい場所を教えてあげるよ。」って。

 

蛇口周りを一瞬にして鏡の如く輝かせてくれる

あの細やかな研磨具合が活かせる場所をさ。

 

そして気が付くと僕は、

足早に100円ショップに向かっていたんだ。

 

キミの使い方

キミを早速使ってみたよ。

 

キミのその柔らかすぎず、硬すぎずの程よい硬さ加減が、ワックスを磨きやすくしてくれているんだね。

 

そして、そのちょうど良いザラザラな質感が、ハードワックスを滑らかに仕上げてくれる。

ペーパーの番手で言うと、600番~800番くらいなのかな?

 

好みの大きさにカットできるから、どんなデザインにもいけちゃうんだね。

僕もひとつ覚えたよ!

角を使って、細かくて入り組んだ箇所を磨くテクニックをさ。

 

ある程度、ワックス用のヤスリやスパチュラで整えてデザインが出来てきたら、

あとはキミでコシコシすればいいんだね。

 

キミを使ってからは、ワックスを折らなくなったような気がするよ。

 

もう僕はキミの虜だよ。

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メラニンスポンジちゃん!

 

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