手作りアクセサリー解剖学!デザインから作り方を見極める

手作りアクセサリーを作るといっても、プロはその作ったものを販売するという視点から作り方を考えていきます。
趣味で作る場合との大きな違いが、この考え方だと言っても過言ではありません。

今回はそんな商売として手作りアクセサリーを作っていくプロの視点を見ていきたいと思います。

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プロが考える視点とは?

などの条件を総合的に考えて、その時のもっとも適したアクセサリーの作り方を考えていきます。
選択する条件が変われば、当然作り方も変わってくるということです。

それでは一つずつプロとしての見解を解説していきましょう。

デザインを見て地金かワックスのどちらで作るべきか考える

まずはデザインを見て考えます。
地金から作る方が作りやすいデザインなのか、ワックスで作りキャストした方がよいデザインなのかを判断します。
それと共に、そのデザインの雰囲気として地金で作った方がその雰囲気が出るのか、ワックスで作った方が出るのかも考えます。

といってもまだ初心者の方には、地金とワックスの技法を理解していないと思うので、どちらが良いのかなんて分からないですよね。

各技法の特徴などを書いた記事がこちらです。

これが両方の技法で作り続けて経験を積んでいくと、
デザインを見ただけでどちらが作りやすいのか、
地金とワックスどちらで作った方がそのデザインの雰囲気が出せるのかが、
判断できるようになってくるのです。

実際に作る前に必ず、頭の中で地金とワックスで作り上げるシュミレーションをして比べます。
シュミレーションしていくと、作っていく上でのお互いのメリットやデメリットなどが浮き彫りになります。
その問題点などを自分の持てる技法でクリアできるものなのかを考えて、最終的にどちらを選ぶべきか選択していくのです。

この世に生まれたすべてのアクセサリーは、色々な技法を組み合わせて作り上げた結果なんです。

組み合わせも千差万別。
その原型師の持てる技法と経験によって選ぶ作り方が違ってきたりします。

 
そこでまずは初心者の方に、やってもらいたいことがあります。

実際のアクセサリー画像から、その出来上がった結果になるためにこのアクセがどんな過程でどんな技法によって作られているのか説明した記事を配信していこうと思っています。

結果と過程を見比べてもらい、その判断基準を養ってもらえたらと思っています。

いろいろなデザインの例題を見る訓練をこなしていくことで、だんだんとこのデザインなら地金、これならワックスかなと判断できるようになってくるでしょう。

そして、「自然とこのデザインを作るなら、この技法とこの技法を組み合わせていけば出来るかな」と、そのデザインが作られていく流れが頭の中で想像できるようになってきます。

あとはその訓練と並行して、地金やワックスで使われる色々な技法を実際に体に馴染むまで練習して、習得していけばいいのです。

そうすれば、頭の中で技法を組み合わせる構築能力と、習得した技法を実際に使いこなす実技能力を身につけたあなたは、
頭の中で想像できるデザインのアクセサリーを実際に作り出すことが出来るようになることでしょう。

 
商売として手作りアクセサリーを作っていくのなら、
まずはデザインを見て、地金で作るべきかワックスで作るべきか判断できる目を養っていきましょう。
と同時にその作り方も技術も磨いてね。

報告です。

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なにそれ!?ってちょっと気になったあなたはこちらの詳細ページでスッキリします。

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