手作りアクセサリーを作る前にプロがまず考えること

ボクがアクセサリーを作る前に必ずやるべきことがあります。

なんだと思いますか?

アクセアリーに限らず、何かを作り出すときに必要なものです。

それ専門の職業だってありますよ。

このヒントであなたはわかりましたか?

そうです!

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答えは?

デザインを考えることですね。

デザインが決まらなければ、作り方も考えられませんよね。

プロは、ゴール(完成形のデザイン)を明確に持っています。

頭の中で、そのゴールに辿りつくための過程を、シュミレーションしていきます。
より細かく無駄のない作り方を綿密に考えているんです。

そして、頭の中でそのデザインを一度完成させてから、実際の作業に取り掛かります。

初心者がよく陥る落とし穴として、
このゴールをきちんと決めないで始めてしまうんです。

「ここ、もっと可愛く・かっこよくならないかな」、
「あっ、ココこうするといいんじゃない?」と、

作っていくうちに、あれもこれも欲しい!欲しい!となってしまい、
始めに考えていたものからどんどんとデザインが変わっていき、
終いには完成できないなんてことになる。

そうならないためにも、まずは慣れないうちは、
完成形となるデザインをハッキリと決めることが大事なんです。

しかし、慣れないうちは、頭の中でデザインを明確に考えるのは難しいことでしょう。

そこで今回は、
想像としてなんとなく出来上がっている未完成デザインを、
頭の中で完成形として立体的にイメージできるための練習方法を伝授しますね。

しっかりとイメージできるようになることで、
作り方の工程が見えてくるので、気持ちのブレもなく作り進めていくことができるでしょう。

これはアクセサリーデザインに限らず、
モノを作り出す時に使われる考え方なので、
必ず覚えてほしいスキルですよ。

 

脳にデザインを立体スキャンする方法

用意する

  • デザインサンプルとなるアクセサリー
    (実物を使うことでより細かな部分まで具体的に見れて、書いた3面図と照らし合わせることができる。)
  • 筆記用具
    (紙、鉛筆、消しゴム、スケール)

 

観察する

まずはじめは、実際のサンプルアイテムをじっくりと観察することから始める。

正面、横、上下、斜めなどあらゆる角度から見て、
その角度毎にデザインがどんなふうに見えるのか、
頭の中に残像として思い浮かべられるまで何度も見ていく。

 

想像図を書く

ある程度頭に焼きついたら、
まずはサンプルアイテムをまったく見ないで
3面図というものをデッサンする。

 

絵はヘタクソで構わない。
どんな形でデザインはどんなだったのかを書き記していく。

自分がその絵を見たときに理解できる程度のクオリティーで構わない。

 

3面図の書き方がこちらだ。

three-view

この3つの角度から見たとき、
デザインの大まかなフォルムやデザインの位置関係が合うように書くこと。

 

完成図を書く

今度は、実際のサンプルを使って3つの角度を照らし合わせながら、
書き間違えや書き損じがあれば修正を加えながら、
実際のサンプルと同じに見える3面図に仕上げていく。

慣れるまでは、
紙に書いた3面図をもとに地金やワックスでアクセサリーをどんどんと作っていってほしい。

 

脳にスキャンする

そして、この作業が慣れてきたら、
3面図を頭の中に描いてみる訓練をする。

ある程度、3面図のデザインが頭に残るようになったら、
今度は絵には書き記さずに、そのまま作りはじめていこう。

 

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